一人暮らしを始めるとき、意外と場所を取るのがベッドだ。
シングルサイズでもかなりの床面積を使うので、「一人なら布団で十分では?」と迷う人もいると思う。
自分はどちらかといえばベッドがおすすめ。ただし、部屋がかなり狭いなら無理に置く必要はない。
4畳程度の部屋なら布団にして、使わないときに畳んだ方が生活スペースを確保しやすい。
一方で、ある程度の広さがあるなら、毎日片付ける必要がなく、腰掛けることもできる普通のベッドの方が使いやすいと思う。
この記事では、一人暮らしでベッドが必要なのか、布団とどちらを選べばいいのかを、自分が使って感じたことをもとに整理する。
結論|部屋に余裕があるならベッドがおすすめ
自分なら、部屋にベッドを置いても十分なスペースが残るなら普通のベッドを選ぶ。
一度置いてしまえば毎日布団を上げ下げする必要がなく、寝る場所としてそのまま使える。
高さがあるので、ちょっと腰掛けたいときにも使いやすい。
物が多いならベッド下を収納として使えるタイプもあるし、
コンセント付きなら枕元でスマートフォンを充電するときにもコードをまとめやすい。
反対に、ベッドを置くことで部屋の大部分が埋まってしまうなら、布団の方がいい。
特に4畳程度の部屋なら、ベッドを置いたままにするより、
布団を畳んで床を使える状態にした方が生活スペースを確保しやすいと思う。
つまり、ベッドが必要かどうかは「一人暮らしだから」ではなく、部屋の広さで考えるのが一番分かりやすい。
4畳程度の狭い部屋なら布団の方が使いやすい

部屋がかなり狭いなら、個人的にはベッドより布団を選ぶ。
布団の一番大きなメリットは、使わないときに片付けられることだ。
朝に畳んで壁際や収納へ移動させれば、夜に寝ていた場所をそのまま生活スペースとして使える。
ベッドは基本的に一日中同じ場所を占有するので、この差は狭い部屋ほど大きい。
一人暮らしでは、同じ部屋にデスクやテレビ、収納家具などを置くこともある。
ベッドを置いたことで他の家具が置けなくなるくらいなら、無理にベッドを選ぶ必要はない。
実際、シングルサイズのマットレスだけでも約2㎡近い面積があり、6畳程度の部屋でもベッドが占める割合は小さくない。
部屋が狭いほど、寝具を固定するか片付けられるようにするかで使える床面積が変わる。
布団は毎日片付けるのが面倒
布団を使ううえで、自分が一番気になるのは片付けだ。
使わないときに畳めることがメリットなのに、毎日その作業をする必要がある。
面倒になって結局ずっと敷きっぱなしにするのであれば、
「部屋を広く使える」という布団のメリットもかなり薄くなる。
それなら最初からベッドを置いてしまった方が、自分は楽だと思う。
布団を選ぶなら、朝起きて畳むことを苦に感じないかまで考えておいた方がいい。
布団を敷きっぱなしにするなら湿気にも注意したい

もう一つ気になるのが湿気だ。
特にフローリングへ布団を直接敷いて、そのまま長期間動かさない使い方は避けたい。
寝具には睡眠中の湿気がたまり、床との間に湿気が逃げにくい状態が続くとカビが発生する原因になる。
寝具メーカーなどでも、敷きっぱなしを避けて乾燥させることが案内されている。
地域や季節によって湿気が多い場合は、布団の下にすのこを敷いて床との間に空気が通るようにする方法もある。
ただし、すのこを敷いたから何もしなくていいわけではない。
布団自体を乾燥させたり、床側の状態を確認したりする必要はある。
布団は床のホコリやゴミが気になりやすかった
これは自分が使っていて気になったところだが、床に直接近い位置で寝ると、
床に落ちているホコリや細かいゴミが目に入りやすい。
もちろん掃除すればいい話ではあるが、ベッドなら床からある程度高さがあるので、
寝る場所と床が分かれている感覚がある。
布団の場合は、普段歩いている床に寝具を広げることになる。
このあたりを気にしないなら問題ないが、自分はベッドの方が使いやすいと感じる理由の一つだった。
部屋に余裕があるなら普通のベッドが使いやすい
ベッドを置いても生活スペースが十分残るなら、自分は普通の高さがあるベッドをおすすめする。
毎日片付けなくていいのはもちろん、寝る以外にも腰掛ける場所として使える。
ベッドの端に座って着替えたり、少し休んだりすることもできるので、
単純に寝具だけではなく家具としても使いやすい。
一方で、ベッドは一度置くと場所を固定で使う。
そのため、サイズだけを見て「置けるか」を判断するのではなく、
ベッドを置いた後にデスクや収納、通路のスペースが残るかまで確認しておきたい。
物が多いなら収納付きベッドもあり

ベッドを置くと床面積は減るが、ベッド下を収納として使えるタイプなら、そのデメリットをある程度補える。
衣類や日用品など物が多い人なら、別に収納棚を置く代わりにベッド下へまとめる方法もある。
自分なら、収納が足りない部屋では普通の脚付きベッドだけでなく、収納付きも候補にする。
ただし、これはベッドが必要かどうかとは別の話になるので、収納付きが本当に必要かは別記事で詳しく整理する。
コンセント付きは配線をまとめやすい
これからベッドを買うなら、個人的には枕元にコンセントがあるタイプも使いやすいと思う。
寝るときにスマートフォンを充電する場合、壁のコンセントから長いケーブルを引っ張るより、ベッド側で電源を取れた方がコードをまとめやすい。
必須というほどではないが、ベッド周辺をすっきりさせたいなら候補にしていい。
反対に、枕元で充電しないのであれば、わざわざコンセント付きにこだわる必要もない。
ローベッドは個人的にはおすすめしない
ローベッドは見た目がすっきりしていて、部屋を広く見せやすいというメリットがある。
ただ、自分なら普通の高さのベッドを選ぶ。
低すぎるとベッド下を収納として使いにくく、ちょっと腰掛ける用途にも使いづらい。
自分にとっては、普通のベッドと比べて機能面のメリットをあまり感じなかった。
もちろん、おしゃれさや部屋への圧迫感の少なさを重視するなら選択肢にはなる。
ローベッドそのものが悪いというより、実用性を重視する自分には普通のベッドの方が合っていた、という感じだ。
ソファ代わりになるベッドも、自分はあまり使わなかった
ベッドの中には、背もたれがあったり、ソファのような使い方ができたりするタイプもある。
自分もこうした使い方ができるものを使ったことがあるが、結局その機能はあまり使わなかった。
ベッドはベッドとして寝ることが中心で、わざわざ多機能なものを選ばなくても普通のタイプで十分だった。
機能が増えるほどサイズや価格にも影響しやすいので、
「本当にその機能を使うか」は買う前に考えておいた方がいい。
ベッドがいらない人
一人暮らしだからといって、全員にベッドが必要なわけではない。
特に、部屋が4畳程度しかなく、寝る場所以外にも床を使いたいなら布団の方が向いていると思う。
毎朝きちんと布団を畳める人も、布団のメリットを活かしやすい。
また、引っ越しが多く、大きな家具をなるべく増やしたくない場合も布団の方が身軽だ。
ベッドは便利だが、置いてしまうと簡単には片付けられない。
部屋の広さを優先したいなら、ベッドを置かない選択も十分ありだと思う。
ベッドがおすすめな人
反対に、ある程度部屋に余裕があるなら、自分はベッドを選ぶ。
毎日布団を畳む必要がなく、寝たいときにそのまま使える。
普通の高さなら腰掛けることもできるし、収納付きなどを選べばベッド下も利用できる。
自分の場合、こうした使いやすさを考えると、スペースさえ確保できるなら布団よりベッドの方が合っている。
一人暮らしだから小さな寝具にしなければならないわけではない。
ベッドを置いた後も生活スペースが十分確保できるなら、無理に布団へこだわらなくてもいいと思う。
迷ったら部屋の広さから決めればいい
ベッドと布団で迷ったら、まず部屋の広さを見るのが分かりやすい。
4畳程度でベッドを置くと生活スペースがかなり狭くなるなら、布団を選ぶ。
湿気が気になる環境なら、すのこなどを使いながら通気性を確保する。
逆に、ベッドを置いてもデスクや収納、通路を十分確保できるなら、普通のベッドでいいと思う。
さらに物が多ければ収納付き、枕元でスマートフォンなどを充電するならコンセント付きというように、
必要な機能を後から考えればいい。
ベッドの種類から先に選ぶより、「そもそも自分の部屋にベッドが必要か」を決めてから選ぶ方が失敗しにくい。

まとめ|狭い部屋なら布団、余裕があるならベッドがおすすめ
一人暮らしでも、部屋に十分なスペースがあるなら自分はベッドをおすすめする。
毎日の上げ下ろしがなく、腰掛けることもできる。物が多ければ収納付き、
コードをまとめたいならコンセント付きなど、部屋に合わせて選べるのも使いやすい。
一方で、4畳程度の狭い部屋なら無理にベッドを置かなくてもいい。
布団なら使わないときに畳めるので、限られた床面積を広く使いやすい。
ただし、布団を敷きっぱなしにするなら湿気には注意したい。
湿気が多い環境ではすのこを使うなど、床との間に湿気をためにくくする工夫も考えたい。
自分なら、
・狭い部屋なら布団
・湿気が気になるならすのこを併用
・部屋に余裕があるなら普通のベッド
・物が多いなら収納付き
この基準で選ぶ。
一人暮らしだからベッドが必要、あるいはいらないと決めるのではなく、自分の部屋をどう使いたいかで決めるのが一番いいと思う。