格安SIMユーザーにおすすめの光回線は?セット割なしでも安い回線を比較

格安SIMユーザー向けに光回線の料金・セット割・契約条件を比較するイメージ
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ドコモ、SoftBank、auを使っているなら、光回線とのセット割を基準に選びやすい。

一方、IIJmioやmineo、日本通信SIM、povo、LINEMOなどを使っていると事情が変わる。
大手キャリアほど大きなセット割がないサービスも多く、スマホと光回線を同じ会社にまとめることが必ずしも正解ではない。

実際、IIJmioには月660円のmio割、mineoにはeo光との月330円割引があるが、
日本通信SIMには光回線とのセット割がなく、LINEMOもSoftBank 光とのセット割には対応していない。
povoもauスマートバリューの対象ではない。

このタイプのスマホを使っているなら、まずセット割の有無を確認し、
弱い・ない場合は光回線そのものの月額、工事費、契約期間、ルーター代で選んだ方が分かりやすい。

この記事ではMVNOだけでなく、一般に格安プランとして比較されるpovoやLINEMOなどのオンライン専用プランも含めて考える。

目次

格安SIMは「スマホと光を揃える」が必ずしも正解ではない

IIJmio・mineo・povo・LINEMO・日本通信SIMの光回線セット割を比較するイメージ

まず主要サービスのセット特典を整理すると、かなり差がある。

スクロールできます
スマホ光回線との主な特典割引
IIJmioIIJmioひかりのmio割660円/月
mineoeo×mineoセット割330円/月
povo大手の直接セット割なし。enひかり勝手に割の対象110円/月
LINEMOSoftBank 光とのセット割なしなし
日本通信SIM光回線セット割なしなし

IIJmioは光回線1契約とSIM契約を組み合わせることで、IIJmioひかり側から月660円が割り引かれる。
SIMを2回線、3回線と増やしても、IIJmioひかり1回線に対する割引が人数分増えるわけではない。

mineoとeo光も同じで、eoのネットサービス1回線につきmineo1回線との組み合わせが上限。
家族のmineo回線数に応じて330円ずつ増えていく仕組みではない。

このあたりがドコモ・SoftBank・auとの大きな違いだ。

家族3人だから光回線との割引も3倍、とはならない。
格安SIMでは、セット割以上に光回線側の素の料金が重要になる。

1ギガなら月額3,000~4,000円台から選べる

格安SIMユーザー向けに1ギガ光回線のマンション・戸建料金を比較するイメージ

セット割をあまり考えなくていいなら、まず光回線単体の料金を比べたい。

今回は全国で比較しやすいNTT系光コラボを中心に、2026年10月12日時点の通常料金で整理した。
IIJmioひかりだけは、IIJmioユーザーなら継続的に使えるmio割適用後も併記している。

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1ギガマンション戸建契約期間・解約金
enひかり3,520円4,620円最低利用期間なし・違約金なし
enひかり+povo等の勝手に割3,410円4,510円同上
IIJmioひかり4,356円5,456円最低24カ月
IIJmioひかり+mio割3,696円4,796円最低24カ月
BB.excite光 MEC3,850円4,950円期間縛りなし・解約手数料0円
GMOとくとくBB光4,290円5,390円契約期間の制限なし

単純な通常月額ならenひかりがかなり安い。

povoを使っていれば「勝手に割」でさらに月110円下がり、マンション3,410円、戸建4,510円になる。
対象はpovoだけでなくahamoとUQ mobileも含まれる。申請は必要だ。

ただしenひかりは、v6プラスやtransix、XpassなどのIPv6系接続サービスを利用する場合に月198円のオプション料金がかかる。
月額だけで他社と比べるなら、ここまで含めて見る方がいい。

BB.excite光 MECはenひかりより少し高いが、初期費用・標準工事費がかからず、契約期間と解約手数料もない。
IPv6 IPoEも標準対応なので、短期間で引っ越す可能性がある人にはかなり分かりやすい。

GMOとくとくBB光は通常料金だけなら最安ではないが、1ギガではWi-Fiルーターを無料レンタルでき、3年以上使えばそのまま譲渡される。
申し込み窓口によって独自の月額や特典が設定されている場合もあるので、最終的には実際に使う申込ページで確認してほしい。

IIJmioユーザーならIIJmioひかりはかなり有力

IIJmioは格安SIMの中では、光回線との組み合わせが分かりやすい。

mio割はIIJmioひかりの料金から毎月660円引きになる。

IIJmioひかり 1ギガ通常料金mio割割引後
マンション4,356円▲660円3,696円
戸建5,456円▲660円4,796円

この金額なら、セット割を使った後は格安系の光回線と比較しても十分安い。

しかもIIJmioひかりは1ギガだけでなく10ギガも提供しており、10ギガの通常料金はマンション・戸建とも月6,380円。mio割を適用できれば月5,720円になる。IPoEオプションは無料で、10ギガでは自動付帯される。

一方で、契約条件には注意したい。

現在は利用開始から24カ月が最低利用期間で、その前に解約すると3,000円の解除調定金が発生する。
新規工事費は最大28,600円が実質無料になるキャンペーンがあるが、割引は21カ月目まで続く仕組みなので、早期解約では条件を確認した方がいい。

IIJmioを今後も使うつもりなら、月660円の割引は大きい。

逆にスマホを数カ月後に別会社へ変える可能性があるなら、最初からスマホに依存しない光回線を選ぶ方法もある。

mineoなら関西ではeo光をまず比較したい

mineoの場合は、eo光とのセット割がある。

eoのネットサービスとmineoを組み合わせると、eo側の月額が330円引きになる。
割引は両方を利用している間継続し、eo光ネットだけでなくeo光シンプルプランやeo光ネット type Nも対象になる。

2026年10月現在、eo光のホーム・メゾンタイプでは1ギガと5ギガが新規キャンペーンで最大1年間月3,280円。
通常の2年目以降は1ギガが月5,500円となる。

mineo+eo光料金・特典
eo光 1G 新規キャンペーン最大1年間3,280円/月
eo×mineoセット割▲330円/月
2年目以降の1G料金5,500円/月
セット割適用後5,170円/月

eo光は関西電力系の独自回線なので、NTT光コラボとは別物だ。

関西でmineoを使っているなら、月330円の割引だけではなく、eo光そのものを候補に入れる意味がある。

一方、関西以外では同じ選び方はできない。mineoだから全国どこでもeo光を選べるわけではないので、その場合はenひかりやBB.excite光 MECなど、スマホ会社を問わず安い光回線へ戻って比較する方が自然だ。

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povo・LINEMO・日本通信SIMは光回線を自由に選びやすい

povo、LINEMO、日本通信SIMは、むしろ特定の光回線に縛られにくいことがメリットになる。

LINEMOは公式に、SoftBank 光や「おうちでんき」を利用していても割引にならず、
現時点で対応予定もないと案内している。

日本通信SIMも、光回線とのセット割を提供していない。
家族割や長期利用割引もなく、スマホ自体の基本料金を低くする考え方のサービスになっている。

povoもauスマートバリューなどのau契約者向け特典は基本的に対象外になる。
ただし光回線側が独自に割引するenひかりの「勝手に割」だけは使える。

この3つを整理するとこうなる。

スマホ光回線の選び方
povoenひかりの110円割引も確認
LINEMOセット割を気にせず光単体の料金で選ぶ
日本通信SIM同じく光単体の料金で選ぶ
将来SIMを頻繁に乗り換えるスマホ非依存の光回線が使いやすい

個人的には、このタイプのスマホを使っているなら「セット割がないのは損」と考えなくてもいいと思う。

スマホ自体を安くしているのだから、光回線まで月額の高い大手キャリア系へ合わせる必要がなくなる。

安さだけでなく工事費・ルーター・解約条件まで見る

格安SIMユーザーは月額料金を重視しやすいが、光回線は途中で引っ越す可能性もある。

特に一人暮らしなら、月200~300円の差より、解約したときに工事費残債が何万円残るかの方が大きいこともある。

主な条件を比べると違いが分かりやすい。

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回線契約期間・違約金新規工事費Wi-Fiルーター
enひかり最低利用期間・違約金なし工事内容により発生自分で用意が基本
BB.excite光 MEC縛りなし・解約手数料0円基本0円特典または有料レンタル
GMOとくとくBB光契約期間制限なし36カ月利用で実質無料1Gは無料レンタル
IIJmioひかり最低24カ月・3,000円21カ月利用で実質無料の特典あり330円/月
eo光即割利用時は2年利用条件標準工事費実質無料特典あり無線機能は別料金

GMOとくとくBB光は契約期間による違約金はないが、新規工事費を36回に分けて請求し、利用中は同額を割り引く仕組みだ。36カ月より前に解約すると、工事費残債が残る場合がある。

BB.excite光 MECは現在、初期費用や標準工事費も含めて月額以外の費用を基本0円としており、解約手数料もない。この点では短期利用や引っ越しの可能性がある人にかなり分かりやすい。

自分なら、2年以上住むことが確定しているなら月額を優先するが、転勤や引っ越しの可能性があるなら工事費残債まで含めて選ぶ。

10ギガが欲しいならセット割よりプランの有無を優先する

普通の一人暮らしなら、1ギガで困る人はそれほど多くないと思う。

自分も1Gbpsの光回線を使っており、Wi-Fiでも下り600Mbpsを超えている。
動画、Web会議、PC作業では速度不足を感じていない。

ただ、動画制作や大容量ファイルの転送、NASなどで10ギガを使いたいなら、スマホセット割より「その光回線に10ギガがあるか」を先に見た方がいい。

光回線1ギガ10ギガ
IIJmioひかり○○
enひかり○○
GMOとくとくBB光○○
BB.excite○○
eo光○○
楽天ひかり○―

IIJmioひかり10ギガは月6,380円、mio割後なら5,720円。
GMOとくとくBB光10ギガは月5,940円で、対応ルーターは月390円でレンタルできる。
enひかりクロスは月4,700円で提供されている。
10ギガはいずれもNTT側の対応エリアや建物設備によって利用できない場合がある。

10ギガでは価格差も大きくなるので、「スマホと同じ会社」という理由だけで決めない方がいい。

格安SIM別なら結局どれを選ぶ?

IIJmio・mineo・povo・LINEMO・日本通信SIMごとに相性の良い光回線の選び方を示すイメージ

最後に、スマホ別に整理する。

使っているスマホ最初に比較したい光回線理由
IIJmioIIJmioひかりmio割660円が大きい
mineo・関西eo光330円割引+独自回線
mineo・関西以外enひかり、BB.exciteなどセット割にこだわる必要が薄い
povoenひかり勝手に割で110円引き
LINEMOenひかり、BB.excite、GMOなどSoftBank 光とのセット割なし
日本通信SIMenひかり、BB.excite、GMOなど光とのセット割なし
SIMをよく乗り換えるスマホ非依存の回線SIM変更のたびに光を見直さなくていい
10ギガが必要10G対応回線を料金比較セット割より10G自体の料金が重要

IIJmioは月660円引きなので、セット割を理由にIIJmioひかりを選ぶ意味がある。

mineoも関西ならeo光を比較したい。ただし月330円なので、eo光そのものが自分に合うかまで含めて判断する。

一方、LINEMOや日本通信SIMでは、スマホとの組み合わせを考える必要がほとんどない。

その場合は月額が安いか、IPv6が使えるか、工事費が残らないか、引っ越ししやすいかで選べばいい。

まとめ|格安SIMなら「セット割がない」ことがむしろ自由になる

格安SIMユーザーの場合、大手キャリアと同じように光回線までセットで考える必要はない。

IIJmioのmio割660円や、mineo+eo光の330円割引のように、
実際に使えるセット特典があるなら比較する価値はある。

一方、povoはenひかりの独自割引が110円、LINEMOと日本通信SIMには大きな光回線セット割がない。

この場合、光回線そのものが安いサービスを自由に選べる。

特に一人暮らしなら、家族3~4回線分の大きなセット割を失うわけでもないので、
月額3,000~4,000円台の光コラボを選ぶ方が通信費全体を下げやすい。
・IIJmioならまずIIJmioひかり。
・mineo+関西ならeo光。
・povoならenひかりも有力。

LINEMOや日本通信SIMなら、スマホ会社は気にせずenひかり、BB.excite光 MEC、GMOとくとくBB光などを料金・工事費・契約条件で比較する。

格安SIMを使うなら、「スマホとネットを同じ会社にする」ことより、スマホと光をそれぞれ安いサービスから選べることの方が大きなメリットだと思う。

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この記事を書いた人

Field Note Lifeのアバター Field Note Life 東京で暮らす会社員

東京で会社員として働きながら、暮らしを少しラクにする工夫や、おうち時間、休日の気分転換について発信しています。

一人暮らしやリモートワークを続ける中で実際に試して良かったものや、日々の生活を少し快適にするための工夫を中心にまとめています。

また、将来的な地方移住や農業への挑戦を見据え、食や農業への関心を深める記録として「Field Note Farm」も運営しています。

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