Wi-Fiルーターはレンタルと購入どっち?光回線別の料金と何年で元が取れるか比較

Wi-Fiルーターをレンタルと購入で比較し、料金や利用期間から選び方を示すイメージ
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光回線を申し込むとき、意外と迷ったのがWi-Fiルーターをレンタルするか、自分で買うかだった。

月330円くらいならレンタルでもいいように見える。
一方、Wi-Fi 6対応ルーターなら5,000〜10,000円程度から購入できるので、
数年使うなら買った方が安くなることもある。

自分はahamo光1ギガでレンタルせず、Xiaomi Mesh System AX3000 NEを5,980円で購入した。
LANケーブルまで含めた初期費用は約6,700円だった。

ただ、調べてみると「月額料金×利用期間」と「市販ルーターの価格」を比べるだけでは決められない。

GMOとくとくBB光のように1ギガ用ルーターを無料で借りられる回線もあれば、
SoftBank 光のように専用機器を使う意味が大きい回線もある。

まず契約する光回線の条件を確認してから判断した方がいい。

目次

レンタルと購入は、光回線によって条件がかなり違う

ahamo光・ドコモ光・BIGLOBE光・IIJmioひかりなど光回線別のWi-Fiルーターレンタル条件を比較するイメージ

2026年10月時点の主要な光回線を整理すると、同じ「ルーターレンタル」でも中身が違う。

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光回線1ギガの主なWi-Fi機器料金10ギガ購入との比較
ahamo光330円/月550円/月市販ルーター購入可能
ドコモ光330円/月※550円/月※プロバイダ独自提供も確認
BIGLOBE光550円/月550円/月市販ルーター購入可能
IIJmioひかり330円/月550円/月市販ルーター購入可能
GMOとくとくBB光0円390円/月1Gは無料レンタルが強い
楽天ひかり自分で用意10Gなし購入が基本
SoftBank 光光BBユニット513円/月などHGW 550円/月単純な代替ではない
auひかりWi-Fiパック660円/月同じく660円/月HGW内蔵Wi-Fiとの比較

※ドコモ光は契約プロバイダから別条件でルーターが提供される場合がある。

ahamo光は1ギガなら月330円、10ギガなら550円で対応ルーターをレンタルできる。
一方、OCNバーチャルコネクトに対応した市販ルーターを自分で用意することも認められている。

IIJmioひかりも1ギガ330円、10ギガ550円なので、かなり分かりやすいレンタルと購入の比較になる。

BIGLOBE光1ギガはWi-Fi 6対応ルーターが月550円。10ギガ用も月550円で、
BIGLOBE光電話とのセットでは条件によって月110円になる。

一方、GMOとくとくBB光1ギガは対応ルーターを月0円でレンタルでき、3年以上利用するとそのままもらえる。
10ギガ用は月390円なので、1ギガでは自分で買う金銭的なメリットがかなり小さい。

楽天ひかりはIPv6のクロスパスに対応したルーターを利用者側で準備する案内になっている。
すでに対応ルーターを持っていれば、そのまま使える可能性もある。

月330円なら約1年半~2年が購入の目安になる

Wi-Fiルーターの月額レンタル料金と購入価格から損益分岐となる利用期間を比較するイメージ

有料レンタルと購入を純粋に比べるなら、計算自体は簡単だ。

購入価格を月額レンタル料で割れば、何カ月使ったところで支払総額が逆転するか分かる。

市販ルーターを6,000円、10,000円、15,000円で購入する場合を比べてみる。

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レンタル料6,000円のルーター10,000円15,000円
330円/月約19カ月約31カ月約46カ月
390円/月約16カ月約26カ月約39カ月
550円/月約11カ月約19カ月約28カ月
660円/月約10カ月約16カ月約23カ月

月330円なら、6,000円程度のルーターで約1年7カ月。

月550円なら1年もかからず、約11カ月で6,000円に到達する。

ただし、1万円以上する高性能ルーターを買うなら逆転時期は当然遅くなる。
「購入なら必ず安い」のではなく、自分が買おうとしている機種の価格まで入れて考えたい。

ahamo光では約6,000円のルーターを自分で買った

自分の場合はahamo光1ギガなので、レンタルなら月330円だった。

実際にはXiaomi Mesh System AX3000 NEを5,980円で購入し、LANケーブル約700円も追加した。

自分の場合金額
Wi-Fiルーター5,980円
LANケーブル約700円
初期費用合計約6,700円
ahamo光レンタル330円/月
ルーター代だけの損益分岐約19カ月
6,700円全額で見た場合約21カ月

2年近く使えば、単純な支払額では購入側が安くなる計算だ。

自分は短期間で光回線を変える予定ではなかったので、月330円を払い続けるより購入する方を選んだ。

実際に使っているXiaomi Mesh System AX3000 NEはWi-Fi 6に対応し、無線の理論値は最大2,976Mbps。
LAN/WANポートは4つあるが、各ポートは最大1Gbpsなので、
10ギガ回線の性能を有線でそのまま活かすための機種ではない。

自分のahamo光1ギガ環境では問題なく利用できており、
iPhoneのWi-Fi接続で下り602.9Mbps、上り167.5Mbps、Ping 15msを計測した。

1ギガ回線を一人暮らしで使うなら、個人的にはこれくらいの性能でも不満はない。

▼自分がahamo光で実際に使っているWi-Fi 6対応ルーターはこちら

無料レンタルなら無理に買う必要はない

購入派でも、レンタル料金が0円なら話は別だ。

GMOとくとくBB光1ギガでは、Wi-Fiルーターを無料レンタルできる。しかも3年以上利用すれば返却不要になる。

購入との金額差はこうなる。

3年間使った場合ルーター費用
無料レンタル0円
6,000円で購入6,000円
10,000円で購入10,000円

この条件なら、「自分が欲しい特定の機種を使いたい」という理由がなければ、まず無料レンタルを使った方がいい。

レンタル機種を選べないデメリットはあるものの、故障時に事業者へ相談しやすく、開通時に対応規格を自分で調べる手間も減る。

逆に無料レンタルされた機種の性能に不満が出てから、市販ルーターへ変更しても遅くない。

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SoftBank 光は市販ルーターを買えば513円を消せるとは限らない

SoftBank 光は特に注意したい。

1ギガ用の光BBユニット自体は月513円だが、SoftBank独自の「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」を利用するには光BBユニットのレンタルと接続が必要になる。

市販のWi-Fiルーターを使う場合でも、IPv6高速ハイブリッドを利用するなら光BBユニットを外せない。

さらにWi-Fiマルチパックや電話サービスを組み合わせる料金体系があり、SoftBank・Y!mobileのおうち割を利用する場合には対象オプションがまとめて月550円になるケースもある。

そのため、「513円×12カ月だから、市販ルーターを買えば1年で得」とは単純に計算できない。

SoftBank 光では、市販ルーターを買うとしても光BBユニットの後ろにつなぎ、
Wi-Fi性能を改善するために使うケースがある。

SoftBank 光を使うなら、まず光BBユニットやおうち割の契約条件を確認してから購入を考えた方がいい。

auひかりも「ルーター本体」と「Wi-Fi機能」を分けて考える

auひかりも少し特殊だ。

auひかりの月額料金にはホームゲートウェイなどの機器レンタル料金が含まれている。
一方、ホームゲートウェイ内蔵のWi-Fi機能を使う「Wi-Fiパック」は月660円になる。

現在の対応機器と料金はこうなっている。

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auひかりホームゲートウェイWi-Fi規格Wi-Fiパック
1ギガBL1500HMWi-Fi 6660円/月
5ギガ・10ギガBL4000HMWi-Fi 7660円/月
5ギガ・10ギガBL3000HMWi-Fi 6E660円/月

auスマートバリューまたはUQ mobileの自宅セット割が適用されている場合は330円引きになり、
Wi-Fiパックは月330円になる。

そのためauひかりでは、
ホームゲートウェイそのものを市販ルーターで置き換えるというより、
内蔵Wi-Fi機能に月額を払うか、自分のWi-Fiルーターを使うかという比較に近い。

月660円を長期間払うなら購入を考えやすい。
一方、セット割で月330円まで下がるなら、手軽さを優先して内蔵Wi-Fiを使う判断も十分ありだと思う。

BIGLOBE光とIIJmioひかりは購入と比較しやすい

レンタルと購入を純粋に比較しやすいのは、ahamo光、BIGLOBE光、IIJmioひかりあたりだ。

1ギガレンタル料6,000円購入との分岐10,000円購入との分岐
ahamo光330円約19カ月約31カ月
IIJmioひかり330円約19カ月約31カ月
BIGLOBE光550円約11カ月約19カ月

BIGLOBE光の1ギガ用レンタル機器は現在Wi-Fi 6対応のAterm 3000D4AXで、月550円。IPv6にも対応している。

半年程度で引っ越すならレンタルでも負担は小さい。

一方、2〜3年以上使う予定なら、6,000〜10,000円程度の対応ルーターを自分で購入した方が総額を抑えやすくなる。

ただし、市販品を買うなら「Wi-Fi 6対応」だけを見るのではなく、
その光回線のIPv4 over IPv6方式まで対応しているか確認したい。

ahamo光ならOCNバーチャルコネクト、楽天ひかりならクロスパスなど、回線によって利用する方式が違う。

10ギガは1ギガと同じ感覚で安いルーターを買わない

10ギガの場合は、購入のハードルが上がる。

1ギガなら5,000〜10,000円程度でも十分な機種があるが、
10ギガを活かすには10GbEポートなどを備えた対応ルーターが必要になる。

回線10Gレンタルの例
ahamo光550円/月
ドコモ光550円/月
IIJmioひかり550円/月
BIGLOBE光550円/月
GMOとくとくBB光390円/月

ahamo光では10Gbps対応無線LANルーターを月550円で借りられる。
IIJmioひかりも同額、GMOとくとくBB光は月390円だ。

例えば10ギガ対応の市販ルーターが2万円なら、月550円レンタルとの分岐は約37カ月になる。

1ギガのように「1年くらい使えば購入の方が安い」とは限らない。

10ギガでは、高価なルーターを先に買うより、最初は対応レンタル機器を使い、
本当に10ギガ環境が必要か確認する方法もある。

レンタルが向いている人と購入が向いている人

利用期間や回線条件からWi-Fiルーターのレンタルと購入のどちらが向いているか比較するイメージ

ここまでの条件をまとめると、価格だけでなく利用期間と回線仕様で判断するのがいい。

状況選びやすい方法
無料レンタルできるレンタル
半年~1年程度しか使わないレンタル
設定や対応規格を調べたくないレンタル
故障時の交換を簡単にしたいレンタル
月330円で2年以上使う購入を検討
月550~660円で1年以上使う購入が有力
好きな機種・性能を選びたい購入
メッシュWi-Fiを自分で構築したい購入
SIMや光回線を今後変更する可能性がある汎用的な市販ルーターが便利
SoftBank 光専用機器の条件を先に確認
10ギガ市販機価格まで含めて比較

レンタルなら、回線との相性を自分で細かく確認する必要が少ない。

購入なら、月額料金が増えず、回線を乗り換えても対応していれば使い回せる。

自分の場合は、1ギガで2年以上使う前提だったので購入を選んだが、無料レンタルならわざわざ買わなかったと思う。

まとめ|月額だけでなく「そのルーターを外せるのか」まで確認する

Wi-Fiルーターは、長く使うなら購入の方が安くなるケースが多い。

月330円で6,000円程度のルーターなら約19カ月、月550円なら約11カ月が一つの目安になる。

自分もahamo光1ギガで月330円のレンタルを使わず、5,980円のXiaomi Mesh System AX3000 NEを購入した。
2年近く使えば、ルーター代だけなら購入側が安くなる。

ただし、すべての光回線を同じ計算で比べるのは危ない。

GMOとくとくBB光1ギガのように無料レンタルできるなら、そのまま借りる方が安い。

SoftBank 光ではIPv6高速ハイブリッドを使うために光BBユニットが必要なので、
市販ルーターを買ってもレンタル機器を完全には置き換えられない。

auひかりも、ホームゲートウェイそのものではなく、内蔵Wi-Fi機能へ月額を払うかどうかという比較になる。

まず自分の光回線で必要な機器を確認する。

そのうえで有料レンタルが純粋に市販ルーターへ置き換えられるなら、月額料金と購入価格から損益分岐を出す。

この順番で考えるのが一番分かりやすい。

▼コスパの良いWi-Fi 6対応ルーターはこちら

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この記事を書いた人

Field Note Lifeのアバター Field Note Life 東京で暮らす会社員

東京で会社員として働きながら、暮らしを少しラクにする工夫や、おうち時間、休日の気分転換について発信しています。

一人暮らしやリモートワークを続ける中で実際に試して良かったものや、日々の生活を少し快適にするための工夫を中心にまとめています。

また、将来的な地方移住や農業への挑戦を見据え、食や農業への関心を深める記録として「Field Note Farm」も運営しています。

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