引っ越しするとき、意外と困るのがペットをどうやって新居まで連れていくか。
自分も引っ越しの際、猫をどう移動させるかかなり調べた。
人だけなら新幹線でも飛行機でも好きな方法を選べるけど、ペットがいると話が変わる。
新幹線にはキャリーケースのサイズ・重量制限がある。飛行機は基本的にペットを預けることになる。レンタカーも会社によってペット同乗の条件が違う。
さらにフェリーも、
「車で乗れば、そのまま車内にペットを置いておけばいい」
とは限らなかった。
実際に調べた結果、自分ならこんな順番で考える。
自家用車がある → 車
新幹線で現実的に行ける → 新幹線
長距離で飛行機が現実的 → 飛行機も検討
飛行機へ預けるのが心配 → ペット対応レンタカー+フェリーも検討
ただし、ペットの種類・体重・移動距離によって答えは変わる。
この記事では、自分が引っ越し前に調べた内容と、2026年8月25日時点の各社公式ルールをまとめる。
結論|料金だけでなく「移動中にどう過ごすか」で決める

ざっくり比較するとこんな感じ。
| 移動手段 | 自分の考え | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 自家用車 | 使えるなら第一候補 | 長距離運転、休憩、温度管理 |
| 新幹線 | 行ける距離ならかなり有力 | ケースサイズ・重量制限 |
| 飛行機 | 長距離なら現実的 | ペットを預ける時間が発生 |
| レンタカー | 車を持っていない場合の候補 | ペット可否・車種・ケージ条件 |
| フェリー | 飛行機を避けたい場合の候補 | 船・航路ごとにルールが違う |
ペットの移動は、一番安い方法だけを選べばいいわけではない。
自分が特に気になったのは、
移動中にペットを自分の近くに置いておけるか
というところだった。
この点では、自家用車や新幹線はかなり選びやすい。
車を持っているなら、まず自家用車を考える
自分なら、自家用車があって現実的に走れる距離なら車を最初に考える。
一番大きいのは、移動中のペットの状態を自分で確認できること。
途中で休憩もできるし、車内の温度も自分で調整できる。
ペットが少し落ち着かない様子なら休憩を増やす、といった対応もしやすい。
もちろん、何百kmも運転するなら人間側の負担は大きい。
それでも、ペットの様子を確認しながら移動できる自由度はかなり高い。
車を持っているなら、まず候補にしていいと思う。
新幹線で行ける距離ならかなり有力
車がない場合、自分なら次に新幹線を考える。
猫や小型犬などは、条件を満たせばJRの列車へ持ち込める。
2026年8月25日時点のJRグループの案内では、小犬・猫などの小動物について、
- 動物専用ケースのタテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内
- ケースと動物を合わせて10kg以内
- 普通手回り品きっぷは1個290円
- 全身がケース内に入ること
- ケースから顔を出さない
- 抱いたまま、リード、ドッグスリングなどでは乗車不可
となっている。JR東日本・JR東海とも同じ条件を案内している。
猫くらいのサイズなら、条件内に収まるケースは比較的探しやすい。
飛行機と大きく違うのは、移動中も自分の近くに置いておけること。
そのため自分としては、新幹線で現実的に行ける距離ならかなり有力な選択肢だった。
新幹線に乗せるならキャリーケースのサイズ確認は必須
注意したいのは、ペットそのものの大きさだけではないこと。
ケースを含めて条件内に入る必要がある。
特に、
- 3辺合計120cm以内
- ペット+ケース10kg以内
は事前に確認しておきたい。
引っ越し当日に駅でサイズを気にするのは避けたいので、キャリーケースを買う段階で測っておく方がいい。
また、引っ越し当日は自分の荷物も持つ。
条件上持ち込めるかだけではなく、
猫の入ったキャリー+自分の荷物を実際に持って移動できるか
まで考えておく必要がある。
▼新幹線の規定サイズに収まるおすすめペットキャリー
【IATA基準クリア×航空機対応の頑丈さ】ペットキャリー
飛行機はペット料金だけ見ると意外と現実的だった
新幹線では厳しい長距離になると、飛行機も候補になる。
自分も最初は、
「ペットを飛行機に乗せるとかなり高そう」
と思っていた。
でも調べてみると、ペット料金自体は想像していたほど高くなかった。
ANA国内線は2026年8月25日時点で、ペット料金が1ケージ1路線につき通常6,600円。一部路線は4,400円。
JALは2026年3月29日〜10月24日搭乗分について、東京―大阪など多くの主要路線で通常7,700円、ペット料金事前お支払いサービスを利用した場合は5,500円としている。
もちろん、これとは別に人間の航空券代がかかる。
それでもペット輸送だけで何万円も必要だと思っていたので、料金面では意外と現実的だった。
飛行機で気になったのは料金より預け入れ
一方で、自分が飛行機で気になったのは料金より移動環境。
ANAでは国内線でペットを空港カウンターへ預ける形になる。
つまり、新幹線のように移動中ずっと自分の近くに置いておけるわけではない。
ペットにとっても、
- 慣れないケージ
- 空港
- 飛行機
- 飼い主と離れる時間
など、普段とはかなり違う環境になる。
そのため自分なら、
長距離で飛行機が現実的なら候補にはする。
ただ、車や新幹線でも行けるならそちらを先に見る。
という順番になる。
飛行機を避けたいならレンタカー+フェリーも候補

飛行機へ預けるのがどうしても気になる場合、レンタカーとフェリーを組み合わせる方法もある。
特に北海道や九州など、陸路だけでは厳しい距離なら候補になる。
ただし、
レンタカーなら何でもペットOK
というわけではない。
ここは調べていてかなり注意が必要だと感じた。
トヨタレンタカーはペット同乗できるが条件あり
トヨタレンタカーは、ペット同乗に対応している。
ただし2026年8月25日時点では、
- 事前予約が必要
- 犬・猫のみ
- 体重10kg以下
- 70×90×75cm以内のケージに入る大きさ
- 対象はW・V・SUVクラス
- 車内ではケージに入れる
- ケージはラゲッジスペースへ置く
- ケージ下にレジャーシートなどを敷く
- ペット同乗サービス料2,200円/回
などの条件がある。
つまり、「ペットOKだから好きな車種を予約すればいい」ではない。
対象車種まで確認してから予約する必要がある。
ニッポンレンタカーも事前予約が必要
ニッポンレンンタカーも、条件付きでペット同乗ができる。
2026年8月25日時点では、
- 事前予約必須
- 70×90×75cmのケージに入ること
- 体重10kg程度まで
- 犬・猫が対象
- ケージは利用者が用意
というルールになっている。
レンタカー会社によって細かな条件や料金は違う。
そのためレンタカーを使うなら、
ペット同乗可
→ 対象車種
→ 体重
→ ケージサイズ
→ 車内で置く場所
まで確認した方がいい。
▼レンタカーを比較する:たびらいレンタカー

フェリーなら車内に置いておける、とは限らない
レンタカー+フェリーを考えたとき、自分が特に注意したのがここ。
フェリーなら車ごと乗るので、「ペットはそのまま車の中で待てばいいのでは?」と思いやすい。
でも、会社によってはできない。
たとえば新日本海フェリーでは、ペットを車内に残したまま乗船することを禁止している。
航海中は車両甲板へ立ち入れず、車両甲板が通常の生活環境とは異なり高温になる可能性もあるためとしている。
つまり、フェリー=車内待機できるではない。
利用するフェリーごとに確認する必要がある。
ペットと同じ客室で過ごせるフェリーもある
逆に、ペットとの移動にかなり対応しているフェリーもある。
商船三井さんふらわあでは、2026年8月25日時点で、
- 大阪⇔別府
- 大阪⇔志布志
- 神戸⇔大分
の3航路すべてに、ペットと同じ客室で過ごせるウィズペットルームが用意されている。
ウィズペットルームは1室につきペット2匹まで。通常運賃とは別に客室利用料金が設定されている。
飛行機で長時間預けるのが気になるなら、こうしたフェリーはかなり面白い選択肢になる。
ただし、客室まで移動するときはペットの全身が入るケージに入れる必要がある。
さんふらわあはペットルームも全航路にある
ウィズペットルームが取れない場合などは、ペットルームを利用する方法もある。
さんふらわあでは、
- 大阪⇔別府
- 大阪⇔志布志
- 神戸⇔大分
の全航路にペットルームを用意している。
2026年8月25日時点の案内では、ペットルームのケージ使用料は1ケージ2,000円。
大阪⇔別府と大阪⇔志布志では乗船中いつでも面会できる案内になっている。航路によって条件は異なるため、実際に利用する便のルール確認は必要。
フェリー会社だけでなく、どの航路・どの船に乗るかまで見るのが重要になる。
レンタカー+フェリーは両方のルールを見る
レンタカー+フェリーを使う場合、確認することはかなり多い。
レンタカー側では、下記を確認。
- ペット同乗可能か
- 対象車種
- 体重
- ケージサイズ
- 車内での置き場所
フェリー側では、下記まで見る
- ペット同伴可能か
- 車内待機できるか
- ペットルームがあるか
- ウィズペットルームがあるか
- ケージ条件
- 利用料金
- 面会できる時間
飛行機より手続きは増える。
それでも、ペットと離れる時間をなるべく減らしたいなら検討する価値はある。
自分ならこういう順番で決める
改めてペット連れで引っ越すなら、自分はこの順番で考える。
自家用車があるなら車
現実的に走れる距離ならまず車。
ペットの状態を自分で確認しながら移動できるのが大きい。
新幹線で行けるなら新幹線
ケースのサイズ・重量条件に入るならかなり有力。
ペットを自分の近くに置いたまま移動できる。
長距離なら飛行機も候補
飛行機のペット料金は、調べる前に想像していたほど高くなかった。
距離によっては一番現実的になる。
ただ、自分なら預け入れ時間をどう考えるかで判断する。
飛行機が心配ならレンタカー+フェリー
ペット対応レンタカーとフェリーの両方を調べる。
ウィズペットルームが使える航路なら、飛行機とはかなり違う移動方法になる。
引っ越し前に確認しておきたいこと
実際に調べてみると、ペットの引っ越しは交通手段だけ決めれば終わりではなかった。
少なくとも確認したいのは、
- ペットの体重
- キャリーケースのサイズ
- 移動時間
- 移動時期の気温
- 水やトイレをどうするか
- JRのケース条件
- 航空会社の預け入れ条件
- ペット料金
- レンタカー会社の同乗規約
- フェリーのペット対応
- 到着後の移動方法
あたり。
特に、移動手段を何度も乗り換えないかは大きい。
人間だけなら簡単な乗り換えでも、ペットキャリーと引っ越し荷物を持っているとかなり大変になる。
料金が少し安いだけなら、乗り換えの少ない方法を選ぶのもあり。
まとめ|ペットの引っ越しは一番安い移動方法だけで決めない
実際の引っ越し前にペットの移動方法を調べて、自分ならまず車・新幹線・飛行機の順で考える。
自家用車なら、移動中もペットの状態を確認しやすい。
新幹線で行ける距離なら、キャリーケースの条件はあるものの、自分の近くに置いたまま移動できる。
飛行機もペット料金だけを見ると意外と現実的。
ただし、移動中に預ける時間が発生する。
そこが気になるなら、ペット対応レンタカー+フェリーも候補になる。
ただ、フェリーでも車内待機できるとは限らない。
新日本海フェリーのように車内へ残すことを禁止している会社もあれば、さんふらわあのようにペットと同じ客室で過ごせる船もある。
だから自分なら、
車がある → 車
新幹線で行ける → 新幹線
長距離 → 飛行機も比較
飛行機への預け入れが心配 → レンタカー+フェリー
という順番。
引っ越しは人間だけでも大変。
ペットがいるなら、料金だけではなく、移動中にどんな環境で過ごすことになるのかまで確認してから決めるのがいいと思う。
