自動トイレを導入してから、地味に悩んだのが猫砂選びだった。
本体を買うときは機能や価格をかなり比較したのに、猫砂については最初、「公式のものを使っておけばいいか」くらいにしか考えていなかった。
ただ、猫砂は継続的に買う消耗品。公式品は安心感がある一方、毎月使うことを考えると、もう少しコストを抑えられないか気になった。
そこで、あくまで自己責任という前提で公式以外の猫砂もいくつか試してみた。
結果として分かったのは、自動トイレでは猫砂なら何でもいいわけではないということだった。
自分が使っているのは、回転ドラムの中で猫砂をふるいにかけ、まだ使える砂と排泄物で固まった部分を分離するタイプ。
この仕組みの場合、猫砂選びで重要だったのは、
- 粒が細かい
- ある程度の重さがある
- 排泄後にしっかり固まる
- 固まったあとに崩れにくい
という点だった。
自動トイレでは「ふるいをどう通るか」がかなり重要だった

最初は素材の違いばかり見ていたが、実際に使ってみると重要なのは、未使用の砂と固まった砂が、回転ドラムの中でどう分離されるかだった。
理想はシンプル。
まだ汚れていない猫砂は、ふるいを通ってトイレ側へ戻る。
一方、排泄物を吸って固まった部分は大きな塊になり、ふるいを通らず、そのままゴミボックスへ落ちる。
この分離がきれいにできる猫砂ほど、自動トイレとの相性がよかった。
逆に、きれいな砂なのにふるいを通らないあるいは、
汚れた砂なのに固まりが崩れてふるいを通ってしまうと、自動清掃の意味が薄れてしまう。
自分が使用している猫の自動トイレ
→PETKIT 猫 トイレ 自動トイレ
紙タイプは、きれいな砂までゴミ箱へ落ちてしまった
最初に試したのが紙素材の猫砂だった。
軽くて扱いやすく、商品によってはトイレに流せるものもあるので、普通の猫トイレなら便利だと思う。
ただ、自分の自動トイレでは相性がよくなかった。
粒が大きく、鉱物系より軽かった
自分が試した紙砂は、鉱物系の細かい猫砂と比べると粒が大きく、かなり軽かった。
そのため回転ドラムでふるいにかけたとき、まだ汚れていない砂までふるいをうまく通らず、そのまま排泄物側のゴミボックスへ落ちてしまうことがあった。
本来なら再利用できる猫砂まで捨てられてしまうので、砂の減りがかなり早くなる。
公式品より安い砂を使ってコストを抑えようとしても、未使用の砂まで大量に捨てられるなら意味がない。
ここは実際に使うまで気づかなかった。
濡れたあとも扱いにくかった
さらに、自分が試した紙砂は水分を含んだあとに崩れやすく、べちゃっとした状態になることもあった。
紙砂すべてが同じとは限らないが、自分の環境では、
未使用時はふるいを通りにくい
+
使用後はきれいな固まりになりにくい
という両方の問題が出た。
そのため、自動トイレ用としては使うのをやめた。
鉱物系の細かい砂が一番使いやすかった
いくつか試して最終的に使いやすいと感じたのが、鉱物系の細粒タイプだった。
理由は、まず未使用の状態での粒の細かさと重さ。
紙砂より粒が細かく、ある程度の重さもあるので、回転ドラムのふるいをきれいに通り、まだ使える猫砂がトイレ側へ戻りやすかった。
そしてもう一つ重要なのが、排泄後の固まり方。
未使用の砂はふるいを通ってほしい
自動トイレでは、きれいな猫砂までゴミ箱へ捨ててしまうと、ランニングコストが一気に上がる。
その点、細かい鉱物系の砂は、自分のトイレではふるいを通りやすかった。
つまり、使える砂はトイレ側へ戻るという動きがしやすい。
排泄後は逆に、ふるいを通らないくらい固まってほしい
ただし、鉱物系なら何でもいいわけではなかった。
ここも実際に使って分かったところ。
固まりが弱い猫砂だと、排泄物を吸って一度固まっても、回転ドラムで動かされる途中に塊が崩れることがある。
崩れて粒が細かくなると、本来はゴミボックスへ落ちてほしい汚れた砂が、ふるいを通ってきれいな砂側へ戻ってしまう。
つまり、自動トイレとの相性を見るなら、
未使用時はふるいを通る
→ 使用後はしっかり固まってふるいを通らない
という、少し逆の性質が必要になる。
自分が使った中では、細粒で固まりの強い鉱物系が一番この条件に合っていた。
実際に購入したものはコチラ
→アイリスオーヤマ 猫砂 クリーン&フレッシュ Ag+ 8L×2袋
自分が猫砂を選ぶなら、この3点を最優先する

実際にいくつか使ったあとなら、まず見るのは次の3つ。
1. 粒が細かいこと
自分のような回転ドラム+ふるいタイプでは、未使用の砂がふるいをきれいに通る必要がある。
粒が大きすぎると、きれいな砂までゴミボックスへ落ちる可能性がある。
2. 軽すぎないこと
紙系の猫砂を使ったときは、鉱物系より軽く、自動清掃時の動きが安定しなかった。
適度に重さのある砂の方が、自分の機種では扱いやすかった。
3. 固まりが強いこと
これはかなり重要。
一度固まっても、回転中に簡単に崩れてしまうと意味がない。
排泄後にしっかり一つの塊になり、その状態を保てる砂の方が、自動トイレではきれいに分離しやすかった。
まとめると、自分の環境では、細粒・適度な重さ・固まりが強い
この3つが一番重要だった。
猫砂の捨て方も購入前に確認したい
性能とは別に、毎日使ううえで地味に重要なのが処分方法。
猫砂は素材によって捨て方が異なるうえ、自治体によっても分別ルールが違う。
そのため、「燃えるゴミ対応と書いてあるから大丈夫」とだけ考えず、
住んでいる自治体でどのように処分するのかを確認してから購入した方がいい。
一人暮らしだと、ゴミの日に合わせて猫砂をまとめて処理することになるので、自分にとって捨てやすい砂かどうかも継続利用では意外と重要だった。
鉱物系に近いもので、燃えるゴミに捨てることが可能なおすすめはコチラ
→Zutto Nyan おから猫砂 4in1固まる 2.3kg×4袋 消臭力MAX システム対応
消臭を重視するなら香り付きも候補になった
猫砂には無香タイプと香り付きタイプがある。
自分の環境では、香り付きの猫砂を使った方が、トイレ周りの匂いを感じにくかった。
自動トイレは排泄物をすぐゴミボックスへ分離してくれるとはいえ、完全に無臭になるわけではない。
そのため、匂いが気になるなら消臭性能も見ておいていいと思う。
ただし、猫によっては強い香りを嫌がる可能性もある。
自分が気にならなくても猫が嫌がって使わなくなれば意味がないので、最初は少量で様子を見るのがいい。
公式以外を使うなら、いきなり大量に買わない方がいい
公式猫砂のメリットは、その自動トイレで使うことを前提に選ばれている安心感だと思う。
非公式の猫砂を使えばコストを抑えられる可能性はあるが、機種によって、
- ふるいの大きさ
- ドラムの構造
- 対応する猫砂
- メーカー保証の条件
などは異なる。そのため、公式以外を試すなら、いきなり大容量をまとめ買いするより、一袋から試した方がいい。
実際、自分も紙砂のように「普通のトイレなら便利そう」と思ったものが、自動トイレでは思ったように使えないことがあった。
結局、自動トイレの猫砂はどう選ぶ?
実際に試したあとなら、優先順位はこうなる。
| 優先度 | 確認すること | 自分が使った感想 |
|---|---|---|
| 高 | 自動トイレの対応条件 | まずメーカーの対応素材や粒径を確認 |
| 高 | 粒の細かさ | 未使用の砂がふるいを通りやすいもの |
| 高 | 適度な重さ | 紙系より鉱物系の方が自分の機種では安定した |
| 高 | 固まりの強さ | 回転しても崩れにくいことが重要 |
| 中 | 捨て方 | 自治体のゴミ分別を確認 |
| 中 | 消臭・香り | 自分は香り付きの方が匂いを感じにくかった |
| 低 | 紙素材 | 試したものはふるいとの相性が悪かった |
| 低 | 流せるかどうか | 自動トイレでは優先しなくなった |
自分なら今後も、細粒・適度な重さ・固まりが強い鉱物系を中心に探す。
まとめ
公式以外の猫砂を試してみて分かったのは、自動トイレでは「猫砂なら何でも使える」というわけではないことだった。
自分が使っている回転ドラム+ふるいタイプでは、
未使用の砂はふるいをきれいに通る
↓
排泄後はしっかり固まる
↓
固まった部分だけがふるいを通らずゴミボックスへ落ちる
という動きが理想だった。
紙砂では、粒が大きく軽いため、まだ使える猫砂までゴミボックスへ落ちてしまった。
一方、鉱物系でも固まりが弱いと、回転中に崩れて汚れた砂がふるいを通ってしまう。
だから、自分が最終的に重視するようになったのは、
細粒・適度な重さ・固まりの強さの3つ。
公式品より安い猫砂を探すこと自体はできるが、自動トイレとの相性が悪ければ砂を余計に捨てることになり、かえってコストが上がる可能性もある。
公式以外を使う場合はメーカーの対応条件や保証内容を確認したうえで、自己責任で少量から試すのがいいと思う。
