洗濯機を買い替えるとき、縦型とドラム式のどちらにするかで結構悩んだ。
スペック表を見れば、容量、乾燥方式、消費電力、洗浄コースなど違いはいくらでも出てくる。ただ、両方使ってみて感じたのは、最終的にはスペックそのものより、自分の生活の中で洗濯にどこまで手間をかけられるかの方が重要だった。
自分の場合、在宅している時間が長かったり、週末にまとめて洗濯するだけで足りる生活なら、縦型でも大きな不満はない。
一方で、平日は家を空けることが多く、洗濯物を干す時間そのものをなくしたいなら、ドラム式の便利さはかなり大きい。
結論から言うと、縦型は本体価格を抑えて、干す作業は自分でやる。
ドラム式は本体価格を多く払って、干す工程まで家電に任せる。
この違いで考えると、自分に合う方を選びやすかった。
縦型は「乾燥なし」を安く選びやすい

縦型にも洗濯乾燥機はあるが、縦型の強みは、乾燥機能を持たないシンプルな全自動洗濯機を比較的安く選びやすいことだと思う。
洗濯が終わったら自分で干す必要はある。
ただ、在宅時間が長い人や、週末にまとめて洗濯して干す時間を確保できる人なら、ここはそこまで大きなデメリットにならない。
自分も家にいる時間が長い時期は、「乾燥まで自動じゃなくても別に困らないな」と感じることが多かった。
泥汚れなどを洗うなら縦型も強い
縦型は、洗濯槽の中で衣類をかくはんしながら洗う仕組みが中心。
泥汚れや食べこぼしのような固形汚れでは、たっぷりの水を使って洗う縦型の強みが出やすい。
ただし、「縦型の方が全部の汚れに対して洗浄力が高い」とまでは言い切れない。
皮脂汚れなどを含め、洗浄性能は機種やコースによっても違うので、自分が普段どんな汚れを洗うのかで考えた方がいい。
実際に使用していた縦型洗濯機はコチラ
→ハイセンス 洗濯機 5.5kg 1-2人用 スリム 最短14分洗濯 シャワー水流 激流洗浄 予約機能 風乾燥 部屋干し 多彩コース
ドラム式は「干す作業」をなくせるのが一番大きい
ドラム式を使って一番便利だと思ったのは、洗浯から乾燥までまとめて終わらせられることだった。
洗濯を回して出かけて、帰宅したら乾燥まで終わっている。
あるいは寝る前に回して、そのまま朝には乾いている。
仕事終わりに、「今から洗濯物を干さないといけない」という作業がなくなるだけでも、生活はかなり楽になる。
本体価格だけを見ると縦型より高くなりやすいが、この「干す時間をなくせる」部分まで含めて考えると、価格差への見方も変わった。
ドラム式で見落としたくないのが乾燥容量
ドラム式を選ぶなら、洗濯容量だけを見ない方がいい。
個人的にかなり重要だと思うのが、乾燥容量。
たとえば、洗濯12kg・乾燥6kgのように、一度に洗える量と、そのまま乾燥までできる量が違うモデルは普通にある。
つまり12kg分まとめて洗えても、全部をそのまま乾燥できるとは限らない。
週末に大量の衣類をまとめて洗って、そのまま全部乾燥まで終わらせたい人ほど、ここは確認した方がいい。
洗濯容量だけを見て買うと、「思ったより乾燥できる量が少なかった」となりやすい。
ドラム式は実際に使っていて修理の機会が多かった
これはスペック表ではなく、完全に自分の実体験。
自分が使ってきた範囲では、縦型よりドラム式の方が、修理や不具合対応をする機会は多かった。
乾燥まで含めて機能が多く、構造も複雑なので、使っていて気になる部分やメンテナンスする場所も増えた印象がある。
もちろん、これは自分が使った機種と使用環境での話。
「ドラム式なら必ず壊れやすい」という意味ではない。
ただ、縦型とドラム式の両方を使った自分としては、
本体価格だけでなく、長く使う中で修理やメンテナンスにお金がかかる可能性も考えておく
というのは、購入前に知っておいていいと思う。
特に高価格帯のドラム式を選ぶ場合は、メーカー保証や延長保証も一度確認しておきたい。
実際に使用していたドラム式洗濯式
→アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機 洗濯8kg 乾燥4kg
ドラム式は設置できるかも必ず確認する
ドラム式は、縦型より本体が大きくなりやすい。
特に奥行きがあるモデルが多いので、購入前に設置場所だけでなく搬入経路まで確認しておきたい。
見るのは、
- 防水パンのサイズ
- 洗濯機置き場の横幅
- 蛇口までの高さ
- 扉の幅
- 廊下の幅
- 曲がり角
- 洗面所入口の幅
あたり。
賃貸だと、置き場そのものには入るのに、洗面所の扉を通らないこともある。
高い洗濯機を買ったあとに「搬入できません」となるのが一番もったいないので、ここはメジャーで測ってから選びたい。
価格帯で何が変わるのか

機種名は入れ替わりが早いので、価格帯ごとの傾向で考えた方が選びやすい。
| 価格帯の目安 | 主な特徴 |
|---|---|
| 3万円台〜の縦型 | 洗濯・脱水を中心としたシンプルなモデル |
| 5〜10万円前後の縦型 | 大容量、自動投入、洗浄コースなどが充実 |
| 10万円前後〜のドラム式 | 洗濯乾燥機の選択肢が増える |
| 上位ドラム式 | ヒートポンプ乾燥、自動投入、自動お手入れなどが充実 |
価格は時期や容量によってかなり変わるので、あくまで目安。
特にドラム式では、単純な価格より乾燥方式を確認したい。
ヒーター式とヒートポンプ式は何が違う?
ドラム式の乾燥方式は、主にヒーター式とヒートポンプ式がある。
ヒーター式は比較的本体価格を抑えやすい一方で、高温の風で乾燥させる。
一方、ヒートポンプ式は低温の風で効率よく乾かす方式で、毎日のように乾燥機能を使う場合は、省エネ性能や衣類への負担という面でメリットが大きい。
本体価格だけならヒーター式が魅力的に見えることもある。
ただ、乾燥を毎日使うつもりなら、購入価格だけではなく、使い続けたときの電気代まで考えて比較した方がいい。
縦型とドラム式、どんな人に向いている?
自分の感覚では、こんな分け方が一番分かりやすい。
| 生活スタイル | 向いているタイプ |
| 本体価格を抑えたい | 縦型 |
| 在宅時間が長い | 縦型 |
| 週末にまとめて洗濯する | 縦型 |
| 洗濯物を干すのが苦にならない | 縦型 |
| 平日は家にいない時間が長い | ドラム式 |
| 洗濯物を干す時間をなくしたい | ドラム式 |
| 毎日洗濯から乾燥まで終わらせたい | ドラム式 |
| 家事をできるだけ自動化したい | ドラム式 |
ここでポイントなのは、ドラム式の方が「高性能だから上」という話ではないこと。
生活スタイルによっては、縦型の方が圧倒的にコスパがいい。

「干す手間をなくすためにいくら払えるか」で考える
縦型とドラム式を比較すると、本体価格の違いばかり目に入る。
でも実際に両方使ってみると、価格差の本質は、「洗濯物を干す作業を家電に任せるためにいくら払うか」
だと思うようになった。
洗濯物を干して、乾いたら取り込む。一回なら大した作業ではない。
でも、それを毎週、毎日のように繰り返す。
その時間を面倒だと思わないなら、縦型で十分。
反対に、「仕事から帰って洗濯物を干したくない」「休日を洗濯物を干す時間に使いたくない」
と思うなら、ドラム式に多く払う価値はある。
自分の生活リズムと、干す手間にいくらまでなら払えるか。
この2つで考えると、スペック表だけを比較するより、自分に合う洗濯機を選びやすかった。
まとめ
縦型とドラム式のどちらがいいかは、単純に性能だけでは決められない。
本体価格を抑えたい、在宅時間が長い、自分で干すのが苦にならないなら縦型。
一方で、干す作業までなくしたい、家にいない時間が長い、家事をできるだけ自動化したいならドラム式が向いている。
ドラム式を選ぶ場合は、
- 洗濯容量だけでなく乾燥容量
- 乾燥方式
- 設置・搬入スペース
- 修理やメンテナンスの可能性
まで確認しておきたい。
自分が両方使って感じたのは、「どちらの性能が上か」ではなく、「自分が洗濯にどこまで時間を使いたいか」で決める方が後悔しにくいということだった。
