auのスマホを使っていると、光回線もauひかりに揃えるのが一番分かりやすく見える。
ただ、auはドコモやSoftBankと少し事情が違う。
auスマートバリューを使える光回線がかなり多く、
auひかり以外にもBIGLOBE光、eo光、コミュファ光、J:COM、ピカラ光、メガエッグ、BBIQなどが対象になっている。
2026年9月には、光回線が開通するまで5Gで使える「auひかりプラス」も始まった。
そのため、auユーザーなら「auだからauひかり」と決めるより、
住んでいる地域と家族のスマホ回線数から候補を絞った方が選びやすい。
auユーザーなら最初に見る候補はこの4つ
全国一律で1社に決めるのは難しい。
特にeo光やコミュファ光のような地域回線が使える場所では、
auひかり以外の方が料金やキャンペーンで有利になることもある。
| 状況 | 最初に比較したい回線 |
|---|---|
| auひかり・auひかりプラスが使える | auひかり系 |
| 全国で比較しやすい回線がいい | BIGLOBE光 |
| 関西 | eo光 |
| J:COMのテレビ・電話も使いたい | J:COM |
| 東海 | コミュファ光も比較 |
| 中国 | メガエッグも比較 |
| 四国 | ピカラ光も比較 |
| 九州 | BBIQも比較 |
従来のauひかりホーム1ギガは、大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山などでは提供対象外だった。
これまでは関西ならeo光などを選ぶのが自然だったが、2026年9月開始のauひかりプラス1ギガは全国向けになっているため、今後は住所ごとに利用可否を確認した方がいい。
auスマートバリューは家族が多いほど影響が大きい

auユーザーの光回線選びで先に確認したいのが、auスマートバリューだ。
現在の主要な対象プランでは、auスマホ1回線につき月1,100円が割引される。
2025年7月から対象が広がり、条件を満たせば別住所に住んでいる家族も申し込めるようになった。
| auの対象回線数 | 最大割引額 |
|---|---|
| 1回線 | 1,100円/月 |
| 2回線 | 2,200円/月 |
| 3回線 | 3,300円/月 |
| 4回線 | 4,400円/月 |
auスマートバリューのグループにはauとUQ mobileを合わせて最大10回線まで登録できる。
ただし、auスマートバリューで実際に割引されるのは対象となるau回線で、
UQ mobileは「自宅セット割」という別の割引制度を使う。
家族3人が対象なら年間最大39,600円。光回線が他社より月500円安いかどうかより、
こちらの方が家計への影響は大きくなる。
一方、一人暮らしでauが1回線だけなら月1,100円なので、回線そのものの料金差も無視できなくなる。
auスマートバリュー込みで月額を見る
auスマートバリューは、多くの光回線でネットだけ契約すれば使えるわけではない。
基本は「ネット+電話」。J:COMのように、ネット+テレビなど別の組み合わせが認められているサービスもある。
主要候補を、スマートバリューを使うための費用まで含めて整理した。
| 回線 | 1ギガの主な月額 | スマートバリューに必要なサービス | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| auひかり ホーム | 1年目5,610円~ | auひかり電話770円 | 6,380円~ |
| BIGLOBE光 マンション | 4,378円 | BIGLOBE光電話550円 | 4,928円 |
| BIGLOBE光 戸建 | 5,478円 | BIGLOBE光電話550円 | 6,028円 |
| eo光 1ギガ | 1年目3,280円※ | eo光電話 | 電話込みでも初年度は比較的安い |
| J:COM | 住所・サービスで異なる | ネット+電話など2サービス | 住所別確認 |
※eo光ホーム・メゾンタイプのキャンペーン適用例。2年目以降の1ギガは月5,500円。eo光電話はネットと同時申込なら最初の6カ月は実質無料、7カ月目以降は月314円。
ここだけを見ると、全国で選びやすいBIGLOBE光はかなり分かりやすい。
集合住宅なら1ギガ+光電話で月4,928円。auスマートバリューが1回線だけでも最大1,100円入るので、家計全体では月3,828円分の負担増と考えられる。
戸建でも月6,028円なので、auひかりホームの代表的な料金と大きな差はない。
BIGLOBE光はauひかりが使えない地域でも候補にしやすい
BIGLOBE光はNTT東西のフレッツ光網を使う光コラボなので、auひかりより提供地域を広く取りやすい。
1ギガはマンション4,378円、戸建5,478円。10ギガは住居タイプを問わず月6,270円で、
auスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割を使う場合はBIGLOBE光電話も契約する。
auひかりが引けない。
地域電力系の回線も対象外。
という場合に、最初に比較しやすい回線だと思う。
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関西ならeo光はかなり有力
関西ではeo光も外せない。
eo光はauスマートバリューの対象で、eo光ネット+eo光電話の契約が条件になる。
UQ mobileの自宅セット割にも対応している。
2026年10月現在、ホーム・メゾンタイプの新規申込では、1ギガと5ギガが最大1年間月3,280円、10ギガもキャンペーンが大きい。1ギガの通常料金は即割適用で月5,000円前後、現在のキャンペーン終了後は条件によって月5,500円程度になる。
関西に住んでいるなら、au系だからとBIGLOBE光だけを見るより、eo光と比較した方がいい。
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J:COMはテレビも使うなら候補になる
J:COMもauスマートバリューの対象だが、少し注意が必要だ。
J:COMではネット・テレビ・電話のうち対象となる2サービス以上を組み合わせるのが基本で、「J:COM NET 光(N)」のようにauスマートバリュー対象外のサービスもある。
そのため、J:COMのネットだけを見て、「auスマートバリューが使える」と考えない方がいい。
J:COMでテレビも契約したい、固定電話もまとめたいという人には相性がいい。
一方、ネットだけ欲しい人ならBIGLOBE光や地域系光回線の方が料金を比較しやすい。
J:COMは住所によって使える回線方式や料金が変わるので、最終的には住所を入れて料金シミュレーションまで確認した方がいい。
au PAYカードを持っていても、auひかり一択にはならない
ドコモのdカードやSoftBankのPayPayカードを見ていると、auでもカードによって光回線選びが大きく変わりそうに感じる。
ただ、auの場合は少し違う。
au PAY カードお支払い割は、対象のauスマホ料金から月220円を割り引く仕組み。
au PAY ゴールドカードは、対象となるau・UQ mobileの代表回線の通信料金について合計最大10%のPontaポイント還元がある。年会費は11,000円だ。
| au PAYカード | スマホ料金への主な特典 |
|---|---|
| au PAYカード | 対象プランで月220円引き |
| au PAYゴールドカード | 月220円引き+対象通信料が最大10%還元 |
| ゴールド年会費 | 11,000円 |
この特典は「auひかりを選んだ場合だけ」というものではない。
BIGLOBE光やeo光を使っていても、auスマホ側のカード条件を満たせば使える。
そのため、カードを持っていること自体は「auひかり vs BIGLOBE光 vs eo光」を決める大きな差にはなりにくい。
auの場合はカードより、auスマートバリューに対応しているか、月額はいくらか、自宅でその回線が使えるかを先に見た方が分かりやすい。
UQ mobileでも同じ候補をかなり使える
家族の一部がauではなくUQ mobileというケースもある。
UQ mobileの自宅セット割は、対象回線と組み合わせることで対象スマホが最大月1,100円引き。
auひかり、auひかりプラス、BIGLOBE光、eo光、J:COMなど多くのauスマートバリュー系サービスが対象になっている。
BIGLOBE光ならBIGLOBE光電話、eo光ならeo光電話など、光回線側の条件も基本的には確認が必要だ。
家族で、
・親はau
・子どもはUQ mobile
のように分かれていても、同じ固定回線を使いながら、それぞれ対象となる割引を受けられるケースがある。
このあたりはSoftBank+Y!mobileに近い考え方だ。
2026年9月の「auひかりプラス」でauの弱点が一つ減った

ここは今回のau記事で触れておきたい。
2026年9月に始まったauひかりプラスでは、
光回線の工事が終わる前から専用のハイブリッドホームルーターを使える。
端末が届いたらまず5G通信でインターネットへ接続し、光回線が開通すると同じサービス内で光回線へ切り替わる。
光開通前は「ひかり準備割」により5G通信部分が最大4カ月0円になる。a
以前は光回線を申し込むと、
・工事まで数週間待つ。
・その間だけテザリングやホームルーターを使う。
ということがあった。
自分もネット開通までの準備を経験しているので、この待ち時間を1契約でつなげられるのはかなり便利だと思う。
auひかりプラスはホームとマンションがあり、1ギガは全国向け、10ギガは一部エリア。
光開通前にモバイル回線を使うという仕組みまで含めて、従来のauひかりとは別記事で詳しく比較する。
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解約するときは契約解除料と工事費の残りを見る
光回線を数年使うつもりでも、転勤や引っ越しで早めに解約することはある。
代表的な1ギガプランの解約条件も確認しておきたい。
| 回線 | 主な契約解除料 | ほかに注意する費用 |
|---|---|---|
| auひかり ずっとギガ得 | 4,730円 | 工事費残債、撤去を希望する場合の費用 |
| auひかり ギガ得 | 4,460円 | 工事費残債 |
| BIGLOBE光 1G 戸建 | 4,100円 | 工事費残債 |
| BIGLOBE光 1G マンション | 3,000円 | 工事費残債 |
| J:COM NET 1G 2年契約 | 戸建5,610円 / 集合5,280円 | 工事費残債・撤去方法 |
| eo光 1G 即割 | 4,546円 | 工事費残債、引込線撤去時15,000円 |
契約更新期間や最低利用期間を過ぎれば条件は変わる。
BIGLOBE光の工事費は特典で実質0円になる場合でも、分割期間中に解約すると残額を一括で支払う。
eo光も工事費の分割が残っていれば解約時に残債が発生する。
「違約金が数千円なら気にしなくていい」と考えるより、工事費まで終わっているかを見た方がいい。
auユーザーなら結局どれを選ぶ?

ここまでをまとめると、auは地域で選ぶのが一番分かりやすい。
| 条件 | 比較したい回線 |
|---|---|
| auひかりプラスが使える | auひかりプラスをまず確認 |
| 従来auひかりが使える地域 | auひかり+BIGLOBE光 |
| 関西 | eo光+BIGLOBE光+auひかりプラス |
| J:COMのテレビも使う | J:COM |
| auが家族に複数回線ある | スマートバリュー対応回線を優先 |
| auが1回線だけ | セット割だけでなく回線月額も重視 |
| UQ mobileも家族にいる | 自宅セット割対応も確認 |
| 近いうちauから他社へ乗り換える | セット割なしでも安い回線まで比較 |
auはセット割対象の回線が多い分、「auだからこの1社」という答えにはなりにくい。
むしろそれがメリットでもある。
家族のauスマホ料金は下げつつ、その地域で安い・速い回線を選べる。
関西ならeo光、全国で選びやすさを重視するならBIGLOBE光、テレビまでまとめるならJ:COM。
auひかりプラスが使えるなら、工事前の5G通信まで含めて比較する。
この順番で考えると選びやすい。
まとめ|auは「スマートバリュー対象の中から地域で選ぶ」
auユーザーが光回線を選ぶとき、auひかりだけを見る必要はない。
auスマートバリューはauひかりだけでなく、BIGLOBE光、eo光、J:COM、コミュファ光、ピカラ光、メガエッグ、BBIQなど幅広い回線で使える。
対象プランならauスマホ1回線あたり最大月1,100円なので、家族のau回線が増えるほどセット割の影響は大きくなる。
一方、一人暮らしでauが1回線だけなら、セット割だけでなく光回線側の月額も見たい。
BIGLOBE光は全国で比較しやすく、関西ならeo光もかなり有力。
J:COMはテレビや電話までまとめたい人に向いているが、J:COM NET 光(N)のようにauスマートバリュー対象外のサービスもあるので、契約するコースまで確認する必要がある。
そして2026年9月からはauひかりプラスが始まり、光回線の開通を待っている間も5Gでネットを使えるようになった。
auの光回線選びは以前より少し複雑になったが、選択肢自体はかなり多い。
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