仕事をしていると、たまに何もかも上手くいかない日がある。
会議でうまく話せなかった日。理不尽なことで怒られた日。
自分ではどうしようもないことで疲れた日。
東京で一人暮らしをしていると、そんな日でも家に帰るしかない。
お酒を飲む日もあるが、映画を見ることも多い。
その中でも、不思議と気持ちが軽くなったのが「泣ける映画」だった。
ただし、何でもいいわけではない。
重すぎて引きずる映画ではなく、泣いてすっきりして、少しだけ気持ちを切り替えられる作品。
今回は、そんな夜によく思い出す邦画をまとめてみた。
花束みたいな恋をした
あらすじ
学趣味や価値観が合った大学生の男女が出会い、恋をしていく。
その後時間が経つにつれて、男女の思いが徐々にずれていってしまう物語。
個人的に良かったポイント
恋愛映画として紹介されることが多いが、個人的には社会人になる過程を描いた映画だと思っている。
学生時代と社会人では、どうしても優先順位が変わる。
また、男女での考え方の違いもあるだろう。
その変化がかなりリアルで、見ていて苦しくなる場面がある。
派手な展開はない。でもそのリアルさが刺さる。
社会人になって数年経ってから見ると、また違う見え方をする作品だと思うし、
過去の恋愛を思い出してしまう作品でもあると思う。
こんな夜におすすめ
- 少し切ない映画が見たい夜
- 恋愛映画が好きな人
- 学生時代に好きな人がいた人
余命10年
あらすじ
余命を宣告された女性と、一人の男性との恋愛を描いた作品。
余命が分かっても必死に生きようとする女性と、未来に絶望していた男性がかかわっていくことで、
残された彼女の時間が変わっていく。
個人的に良かったポイント
今回紹介する中で一番泣いた。
小松菜奈さんと坂口健太郎さんの雰囲気も良いし、映像も綺麗。
またRADWIMPSの音楽も映像とあっており、入り込んでしまう。
内容は重いが、最後まで見ると誰かと過ごす時間の大切さを改めて感じ、
どこかすっきりした気持ちにもなれた。
思いっきり泣きたい夜に一番向いている作品だと思う。
こんな夜におすすめ
- 思いっきり泣きたい時
- 恋愛映画が好きな人
- 一人で映画に浸りたい夜
君の膵臓をたべたい
あらすじ
病気を抱えながら明るく生きる女子高校生と、同級生の男子高校生の物語。
彼女の明るさによって、男子高校生の生き方や考え方まで変わってしまうような作品
個人的に良かったポイント
タイトルだけ見ると内容が想像しづらいが、見てみると青春映画としてかなり良かった。
学生時代に見た人も、大人になってから見返すとまた違う刺さり方をする。
限られた人生という現実がありながらも元気にふるまう姿を浜辺美波さんが演じているのも、
とてもあっていて、見ているだけで元気をもらえる。
終盤は書けないが、終わり方はかなり泣いた。
こんな夜におすすめ
- 青春映画が好きな人
- 昔を少し思い出したい時
- 一人で静かに見たい夜
聲の形
あらすじ
過去のいじめをきっかけに、それぞれが抱える苦しみと向き合っていく青春アニメ映画。
小学生の時にいじめていた相手と再会し、生き方や考え方までお互い変えさせられる作品
個人的に良かったポイント
テーマは重い。でも最後まで見ると、それだけでは終わらない。
人と向き合うこと、自分を許すこと。
過去の過ちを受け入れて、前に進むことの大切さを描いていると思う。
社会人になってから見ると感じ方が変わる作品だと思う。
アニメ映画に慣れていない人でも見やすい作りになっている。
こんな夜におすすめ
- 少し考えさせられる映画が見たい時
- 一人で静かに過ごしたい夜
- アニメ映画が好きな人
あの花が咲く丘で、君とまた会えたら
あらすじ
現代の女子高校生が戦時中へタイムスリップし、特攻隊員の青年と出会う物語。
歴史を知っている彼女が、戦時中の価値観や時代とぶつかり、そのなかで恋をする物語。
個人的に良かったポイント
観る前はそこまで期待していなかったが、想像以上に良かった。
戦争映画としても恋愛映画としても見られる作品で、若い世代でも見やすい作りになっている。
特に戦争中の考え方が受け入れられない様子や、死ぬことを善とされる中で、
現代の価値観を持って好きな人を思い抗う彼女の姿が目に焼き付く。
終盤は嗚咽するくらい泣いた。
こんな夜におすすめ
- 切ない恋愛映画が見たい時
- しっかり感情を動かしたい夜
- 泣ける映画を探している人
ラーゲリより愛を込めて
あらすじ
第二次世界大戦後、シベリアの強制収容所に送られた日本人たちを描いた実話ベースの作品。
当時の収容所での生活や、家族が待つ日本への帰りを望む兵士たちの覚悟を見れる。
個人的に良かったポイント
今回の中では少し異色だが、「大切な人を思う気持ち」という意味では一番強かったかもしれない。
極限状態でも希望を失わず、生きて帰ろうとする姿や、
決してあきらめず、周りを巻き込んで限られた状況でも楽しみ、抗う姿は今の時代でも共感できる
最後のシーンは特に何度見てもいい。
見終わったあとに家族に連絡したくなった。
こんな夜におすすめ
- 実話ベースの映画が好きな人
- 家族をテーマにした作品が好きな人
- 一人でじっくり映画を観たい夜
まとめ
仕事終わりや予定のない休日に、思いっきり泣ける映画を見たい夜がある。
今回紹介した6本は、どれも重すぎず、見終わったあとに引きずらないばかりか、
観終わったあとに、どこかすっきりできる映画でもあった。
- 花束みたいな恋をした
- 余命10年
- 君の膵臓をたべたい
- 聲の形
- あの花が咲く丘で、君とまた会えたら
- ラーゲリより愛を込めて
泣いてすっきりして、また明日から頑張れる。
そんな夜のお供になれば嬉しい。

