スパイ映画のような駆け引きが好きなら、騙し合いや心理戦をテーマにした映画も面白い。
詐欺、変装、裏切り。誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついているのか。最後まで読めない展開が続く映画は、見終わったあとの「やられた」という感覚が気持ちいい。
今回は、そういう意味で仕事終わりにも最後まで見続けてしまった、展開が読めない映画を5本紹介する。
① キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
天才的な詐欺師の青年と、彼を追うFBI捜査官の実話ベースの物語。
詐欺師側の視点で話が進むので、観客は「次はどんな手を使うのか」を一緒に楽しむことになる。FBI側の視点も挟まるので、追う側と追われる側、両方の緊張感が味わえる。
見ていて思ったのは、詐欺師側に肩入れしてしまう自分への違和感だった。明らかに犯罪なのに、いつの間にか応援している。実話ベースだと知っているとなお複雑な気持ちになる。
実話ベースという点も含めて、見終わったあとの満足感が大きい作品だった。
出演者も豪華なので、その点でも注目してほしい
こんな人におすすめ
- 詐欺師・知能犯系の映画が好きな人
- 実話ベースの作品が好きな人
- 追いかけっこのテンポが好きな人
② フォーカス
ベテラン詐欺師の男と、彼に弟子入りした女性詐欺師の物語。
恋愛要素もあるが、それ以上に「誰が誰を騙しているのか」が最後まで分からない構成が面白い。途中で関係性が何度も裏返るので、油断できない。
これを見ていると次はいつ裏切られるのか警戒してしまう。
最後まで見て、もう一度頭の中で展開を整理したくなる作品だった。
こんな人におすすめ
- 男女の心理戦が好きな人
- 何度も展開が裏返る映画が好きな人
- 見終わったあとに考察したくなる人
③ レッド・ノーティス
国際的な美術品泥棒と、彼を追うFBIプロファイラーが絡み合う物語。
誰が本当に何を狙っているのか、誰が裏切るのか。テンポの良いアクションと駆け引きが両立していて、最後まで飽きずに楽しめる。
軽い気持ちで見始めたが、後半の展開で「結局誰が一番得をしたんだ」と考え込んでしまった。見終わったあとに少し考察したくなる作りになっている。
仕事終わりでも見やすく、それでいてしっかり頭を使える作品だった。
こんな人におすすめ
- 軽めの騙し合い映画を探している人
- アクションも欲しい人
- 仕事終わりに気軽に見たい人
④ ツーリスト
謎の女性に頼まれ、ある計画に巻き込まれていく男の物語。
誰が本当にスパイなのか、誰が一般人なのか。最後まで判断がつかない構成になっている。ヴェネチアの街並みも美しく、ストーリーだけでなく映像としても楽しめる作品だった。
景色の美しさがあるからこそ、緊張感とのギャップも印象に残る。最後の展開を知ったあとに見返すと、また違う発見がある作品だった。
ジョニーデップもが出演しているので、ジョニーデップ好きには必見である。
こんな人におすすめ
- どんでん返しが好きな人
- 映像の美しさも重視する人
- 二度見したくなる映画が好きな人
⑤ Mr.&Mrs.スミス
夫婦であることを隠しながら、実は互いに殺し屋だったことが発覚する物語。
一番身近な存在である配偶者が、実は嘘をついていた。その設定だけで十分面白いが、二人の関係性が進んでいく過程も含めて楽しめる作品だった。
見ながら考えたのは、これがもし本当の夫婦関係だったらという想像だった。職業上の嘘ではなく、もっと小さな嘘でも同じ気持ちになるのかもしれない。そう考えると、設定の突飛さの割に妙にリアルに感じる部分があった。
アクション、コメディ、心理戦のバランスが良く、最後まで飽きずに楽しめる作品だった。
こんな人におすすめ
- 夫婦・カップル系の心理戦が好きな人
- アクションとコメディの両方を楽しみたい人
- 気軽に見られる騙し合い映画を探している人
まとめ
| 作品 | 展開が読めないポイント |
|---|---|
| キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン | 詐欺師の次の一手が読めない |
| フォーカス | 騙し合う男女の関係が何度も裏返る |
| レッド・ノーティス | 誰が何を狙っているのか最後まで分からない |
| ツーリスト | 登場人物の正体が最後まで見えない |
| Mr.&Mrs.スミス | 一番身近な相手の秘密 |
スパイ映画とはまた違う角度で、最後まで展開が読めない映画がある。
今回紹介した5本は、実際に見た中でも「やられた」と思えた作品ばかりだった。騙し合いや心理戦だけでなく、見終わったあとに「もう一度見返したい」と感じた作品も多い。
仕事終わりに頭を切り替えたい日や、休日にじっくり楽しめる映画を探している人は、ぜひ一度見てみてほしい。

