学生の頃はアクション映画や派手な作品ばかり見ていた。
でも社会人になってからは、映画の見方が少し変わった。
昔は気にならなかった登場人物の悩みや仕事への向き合い方が、自分事のように感じることがある。
今回紹介するのは、社会人になってから特に印象に残った映画5本だ。
ショーシャンクの空に
無実の罪で刑務所に入れられた男が、絶望的な環境の中で希望を持ち続ける話。
名作と言われすぎていて、逆に見るのが後回しになっていた作品だった。実際に見たのは社会人になってからだ。
理不尽な環境でも腐らない主人公の姿が、働き始めてから妙にリアルに感じた。派手な展開はほとんどない。それでも最後まで目が離せない。
見終わったあとの空気が他の映画と違う。爽快感だけじゃない何かの余韻がしばらく残る作品だった。
こんな人におすすめ
- 名作と言われているけどまだ見ていない人
- 見終わったあとに何か残る映画が見たい人
- 理不尽な状況でも前を向く話が好きな人
フォレスト・ガンプ
知能が低いと言われながらも、真っ直ぐに生きてきた男の半生を描いた作品。
学生の頃は「不思議な映画」という印象だった。社会人になってから見返すと、フォレストの生き方が妙に羨ましくなった。
深く考えず、目の前のことに一生懸命取り組む。それだけなのに人生が動いていく。
働き始めてから余計なことを考えすぎていると感じている人に、特に見てほしい作品だ。
こんな人におすすめ
- 考えすぎて疲れている人
- 人生を振り返りたい気分の夜に見たい人
- 何度見ても飽きない映画を探している人
プラダを着た悪魔
ファッション業界の超一流編集長のアシスタントになった新人女性の話。
就職前に見たときは「厳しい上司の話」としか思わなかった。社会人になってから見返すと、主人公だけではなく上司側の見え方も変わった。
仕事に向き合う姿勢や、何かを得るために何かを手放す選択。学生の頃には気づかなかった部分が、働いてから初めて見えてくる。
職場環境に悩んでいる人よりも、仕事に慣れてきた頃に見ると一番刺さると思う。
こんな人におすすめ
- 仕事に慣れてきた20代・30代
- キャリアや働き方を考えている人
- 見る時期によって感想が変わる映画が好きな人
マイ・インターン
70歳のシニアインターンと、会社を立ち上げた30代女性社長の話。
設定だけ聞くと軽いコメディに見えるが、実際はかなり丁寧な人間ドラマだった。
主人公の女性社長が仕事と生活の間で揺れる場面が、働き始めてから素直に共感できるようになった。ロバート・デ・ニーロ演じるシニアインターンの存在感も良い。
重くなく、見終わったあとに引きずらない。疲れた週末の夜に向いている作品だと思う。
こんな人におすすめ
- 仕事と生活のバランスで悩んでいる人
- 重くなく見終わりたい人
- 世代を超えた人間関係の話が好きな人
グリーンブック
1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ピアニストとその運転手を務めることになった白人男性の旅を描いた作品。
差別や偏見がテーマだが、説教くさくない。2人の関係が少しずつ変わっていく過程が自然で、気づいたら引き込まれていた。
単純に黒人差別を描いたのではなく、白人男性からの見た目からは想像できない優しさも見た目とのギャップでもある。
社会人になってから「自分と違う価値観の人とどう付き合うか」を考える場面が増えた。そういう経験をしてから見ると、この映画の見え方が変わる。
会社でもプライベートでも、自分と違う価値観の人と関わる機会は増える。
そういう経験をしてから見ると、この映画の良さがより分かる気がした。
見終わったあとに少し話したくなる映画だった。
こんな人におすすめ
- 人間関係や価値観の違いを考えさせる話が好きな人
- 重すぎず、でも見応えのある映画を探している人
- 誰かと一緒に見て感想を話したい人
まとめ
| 作品 | 社会人になってから刺さるポイント |
|---|---|
| ショーシャンクの空に | 理不尽な環境でも腐らない姿 |
| フォレスト・ガンプ | 考えすぎず前を向く生き方 |
| プラダを着た悪魔 | 仕事と選択の見え方が変わる |
| マイ・インターン | 仕事と生活の間で揺れる共感 |
| グリーンブック | 価値観の違う人との向き合い方 |
学生の頃に見ていた映画でも、働き始めてから見返すと全然違う刺さり方をすることがある。
今回紹介した5本は、どれも派手さよりも見終わったあとに何かが残る作品だ。
疲れた週末の夜に、ゆっくり見てほしい。

